わたしにも聴かせて 空気が読めすぎて

「わたしにも聴かせて 空気が読めすぎて」

見知らぬ女の人に、えらく気に入られてしまう夢を見た。 いったい自分のどこがそんなに気に入られたのか、何も思いあたらず、もしかしたら、ええ加減でちゃらんぽらんなところかな? そんなあほな、などとあれこれ考えながら、そのあまりの気に入られように、夢の中の私は、困惑していた。

教室の窓際の一番後の席のまわりに、たくさんのカセットテープが散らばっている夢を見た。 「なにこれ!!いったい誰や? こんなにカセット散らかして」 「ほんまほんま、けしからんわ」 と、女の人たちが散乱するカセットを見て、えらく怒っていた。 そのカセットの中に、見覚えのあるカセットがあった。マクセル46分テープだった。見出しのシールに、オレンジ色のマジックで、「山下達郎」と記してあった。 そのへんてこりんな文字はまぎれもなく私の字だった。 と、いうことは、ここにカセットを散らかしたのは、私? 覚えがなかった。 どないしよう。申し出てあやまった方がええのかな? でも、すごー怒られそうで怖いし、 などと、躊躇していると、

続く

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